私は行き詰っていた。きっと犯人はこの中にいる。でも、誰がって事も、証拠すらもない。

ふと頭をよぎったものがあった。あの人だ。伝説の刑事とよばれたあの人だ。でもそのあの人は、あの事件で自ら警察をやめ、現場を去ったと聞いている。


(あ、そういえば、フォロワーの中にいるかもしれない....)

私はおもむろに携帯を開き、フォロワーリストから彼の名前を探した。

「あ、あった。"今、困った事件に関わってます。手伝ってもらえませんか?"と」

そう、あの人にリプライを送った。そのリプライに対するリプライは早く、次にリロードしたときには、返事が届いていた。

「いやだ。僕は疫病神だ。相手をしてたら、きっと君も。きっとそうだ」

ついったーを通して返ってくる彼の言葉。それでも、この事件を解けるのは彼だけしかいないと思った。

「私が死ぬと思うんですか?生きますよ?だから、彼の無念を晴らすために一緒に戦ってもらえませんか?」

そうだ。「あの人」は、最後の事件で相棒を失ったのだ。わからない。わからないけど、なにか変な自信がわいていた。

「それで....」

それでも現場に戻る事を渋る彼に、私は現場の状況を事細かくリプライした。

「わ、わかったから。わかったからダイレクトメッセージで続き送って。衆人すべてが確認できるここじゃ危なすぎる」

このつぶやきを受信した直後、API使用回数オーバーで...

(リセットまで、あと20分?間に合えばいいのだけど。)

こんな事についったーをつかったのは初めてで、クライアントはmovatter一つ。

(別のクライアントを探す方が早いのか、それとも回数がリセットされるのが早いのか。いや?ひょっとすると自分が狙われる方が..)

現場の空気は、どんどん悪いものになっている。私は銃器を保有しておらず、もし万が一の時はどうしようもない。

(@fshin2000さんのクライアントはどこだったかな....、@tairoyさんに相談し...ても、API回数制限だからどうしようもないか....)

みんながみんなを疑ってる。次は私かもしれない。.....どうなるんだろう。

(1.はじめの物語(仮) 終)
.....続くかどうかはわかりません。