え?売国野郎?…まあ、まずは話を聞こうよ。
まったく。そんなことだから政権担当能力のない政党を最大与党にしちゃうんだ。

ホント、やんなっちゃうよな…。


確かに、竹島も北方領土も日本の領土です。それは声高々に言って良いというか、言わなきゃダメだと思う。

ただ、尖閣諸島と違ってこの竹島と北方領土に関してはすでに韓国やロシアが実効支配しちゃっているという事実を忘れちゃいけないと思うのさ。

日本でも、「世論」があるのと同様に、韓国やロシアにも世論がある訳で、実際その世論を味方に向けようと、さまざまな行動を取っている訳で、いくら正論を言ったって、その世論の反発があまりにも強ければ内務処理は進まないというのは、我々の住んでいる日本の国会を見てよく判ってますよね?
相手の提案を丸呑みしてこいって訳じゃない。お互い国内世論との調節は必要で、気分を損ねて政権からおろされたり、議席を減らされたりすると、いくらトップがその事を理解してたとしても動けない訳で。日本の政党と同じで国民に嫌われている政策はなかなかやりたがらないというのは、ほぼ全世界共通なのではないでしょうか。独裁政権を除いて。

前提条件を頑なに守ってた為に動かなかった例の一つが、言ってみれば北方領土って訳でしょ?実際、2島先行返還で話が成立しそうになってた事もあるし、それで前例を作ってパイプを繋いでいたら(もちろん、未だに残りの2島で揉めてる可能性はあるけども)状況はそれなりに変わってるような気もする訳で…。

で、竹島の場合。もちろん、無条件で返してもらえればそれにこした事はないのだけど、あちらの方も国民の目が厳しいのはよくご存じかと思います。(そういう教育を施してきたという面で自業自得だという面はあるのかもしれませんが…)
それに、理由はどうであれ、自国の領土だと言っている地域の主張を止めると言う事は、「立場が悪くなったら素直に後退しますよ?どうぞ侵略してください」という事と同じ意味ですから、そう簡単に認める訳にはいけないでしょう。
もちろん、上陸開始して整備を始められた頃であれば、自衛隊なりで突入して奪還というのも手なのかもしれませんが、あまりにも長く時間が経ちすぎました。(当時はそこまでできなかったのかも知れませんが)いまさらと言う面で、今それをやるのは日本にとって分が悪すぎます。

なので、主張は続けなくてはいけませんが、頑なに正論のみで突き進もうとすると話は進まない訳で、まずお互いがまあ「ぎりぎり自国民に説明できる内容で一旦合意しておく」と言うのは進まないよりは悪くない話だと思いますし、そこまで「売国」と言われるような内容なのでしょうか?
(むしろ、取り返す為の手順を踏んでいるだけですよね。)

勿論私自身も、橋下大阪市長の主張についてすべて納得している訳ではありませんし、本当に判ってやっているのかだとか、それは違うだろという事がある訳で、そういう面で「橋下なんて信用ならん」という意見も理解できるのですが、それを軽く上回るくらいの「おいおい…」な反論を聞きますので、まあ、なんと言って良いのだか…。

まあ、異論、反論はあるんだろうと思いますが、ちょっと落ち着いた方がいいかもしれません。