(フィクション)
1.物語は思いがけない所から.....
 ふと、おもった。本の中の事は、一つの直線上に、ある。選択はできても、主人公は、それを選ぶことは当然できない。
 当然である。だからこそ、その主人公が、そんな事を知ったらいったいどうするだろう.....。いろいろ、考えた。とりあえず、今日は寝よう。
 ただ、そのとき僕は、気付いていなかった。自分自身も、小説の中の一つのキャラクターであることを......。

「朝よ!起きなさい!学校に遅れるわよ!」

母が、ぼくの眠い体を大きく揺する。まだ眠いのに。そう、昨日の事で全然眠ることができなかったのだ。眠りにつけるかな?と思ったときは、すでに、こうである。

「わかってるよぉ。すぐに台所にいくから。」

そう言っても、母は、その言葉をまるのみする事はない。何度もそうはいったものの、結局遅刻したという事があったからだ。

「いつも、いつも!そんなのじゃ、進学も就職もできないわよ!」

これは、痛いところをつかれた。ただ、眠気のせいか、全然わからないのだ。とりあえず、台所にいってコーヒーでも飲もう。そう思い、すっとベットからでて、台所に向かった。
砂糖を入れすぎで甘いコーヒーを飲みながら、回りがわるいあたまのまま、新聞を読んだ。新聞の一面の見出しを見てびっくりした。

「地球外生命体SR9781により、地球侵略。日本政府自衛隊の増強図る(特殊戦闘部門の発足か?)」

嘘だろ?と、思い、カレンダーをみる。2月15日.......
エイプリルフールでもない。しかも、真面目な新聞.......
いったい....どうゆうことだろうか............

(「現実と夢の境で」/つづく)