そろそろ携帯版のハイパーネットとか誕生しても良い頃。

※記事中に一部、アフィリエイト広告による商品へのリンクが含まれている事があります。※

もちろん、このタイトルで分かる人ってある程度年齢とかいろいろ限定されてくるのですが…。

(簡単に説明すると、広告を表示する代わりにインターネットを無料で利用できるサービスがうん年前に乱立していたのですが、そのようなサービスのさきがけで、そのシステムを色んな会社に提供していた会社。)

当時としては、まだインターネットも一般開放されてきたとは言え、一部の愛好家のものという風潮がありました。それが今や手元の小さい端末で似たような事ができるどころか、その頃ネットをしていた人を「なによくわからないモノで遊んでいるんだ…」と思っていた層までも、普通に利用している時代です。

その後、類似の業種をいろいろな会社が失敗してきましたけども、まあそろそろその地盤が整ってきたんではないかと…。



さて、タイトルで「携帯版の」と書いたのには理由がありまして…。

固定回線でも、無線であっても昨今であれば「定額プラン」を利用している方が大半だと思います。
当面その事情が崩れる事はないとは思いますが、扱うデーター量はサービスの変化に伴って増加してきている訳で、いつかはなんらかの形で転嫁は発生してくる訳です。

もちろん、固定回線でも遅かれ早かれそういう事情は出てくるのは時間の問題だとは思うのですが、すでに影響が出てきているのが無線系である携帯回線です。
というのも、スマートフォンの普及で大量のパケットをやりとりする人が増えてきたという事情もあり、それに対する通信回線の負荷がものすごく目立ってきているというのが現状で、それを強引に一部をWifiに流すことで対応している現状のようで、海外のキャリアによってはそれに耐えきれず従量制に移行したという所もあります。

もちろん、それだけであれば「大手キャリアがそれで悲鳴を上げている状況でそれを埋め合わせるだけコストをそのような仕組みで負担する事はできない」とは思うのですが、プラスの要素として出てきたのは日本通信とイオンが共同で出している低価格SIM。上限値が100kbpsで混乱時は速度低下すると言われている割に人気です。
もし、そのサービスがコスト的に割に合っているのなら、まだその部分に参入の余地はあるのかな…と。

ビジネスモデルとしてはこんな感じじゃないかな…。

通信回線関係
・あくまでも、「遅くてもいいから格安(((無料?)で通信回線を確保したい」人をターゲット。
・仕組みとしてはイオン向けbmobileとか、特定端末向けカスタマイズのbmobileのような通信速度制限+圧縮プロキシの組み合わせ
・但し、コンテンツ事業者が希望すればパケット代を事業社が負担する事で、通信速度の上限リミットを上げる事ができる((詳しくは「収入源」の項目参照)
・もちろん、広告ウィジェットの必要のない「アドフリー」、ちょっと速度を上げたい人向けの「アドフリープラス」を選ぶ事もできる。

収入源
・ウィジェット広告
ユーザーには、必ず広告ウィジェットを導入してもらい、一定期間以上ウィジェットからの更新接続がなければ他の通信は停止し、ウエブブラウザを開くと「ウィジェット広告をインストールし、広告が更新可能な状況にして頂かないと利用できません」と表示される((但し、下記パケットフリーページを除く)
・メール広告
ユーザー向けのキャンペーン、及び「パケットフリー」のページの案内をメールの形でGmailに配信。
・パケットフリーサービス
コンテンツ事業者にパケット料金相当分を負担して頂く代わりに、速度の緩和する。また、接続制限対象ユーザーも接続可能にする。メール広告、ウィジェット広告とのセット。
・ユーザー向け上位サービス
広告ウィジェットを外しても通信制限が入らない「アドフリー」、速度制限を緩和する「アドフリープラス」の2種類。価格はイオンSIMくらいの価格を参考に。アドフリープラスには、+400、+Hがあり、これもイオンSIMのB、Cプランのプラン同等程度を想定。イーモバイルのプリペイドプランのようなサービスがあれば尚良し

その他の仕様
・未使用SIMの無効化
アドフリープランユーザーを除いて、普通に使用する分にはウィジェット広告が必須だが、外していてもパケットフリーサイトの接続が可能。但し、ウィジェットの表示、パケットフリーサイトの接続共に10日以上の接続がなく、アドフリープランの契約のない場合はすべての接続が利用不可になる。((SIM自体の無効化については要検討)
・通信回線
今回の想定としては日本通信のFOMAのMVNO回線。コストの釣り合いが取れるのなら他の携帯事業者や、無線LAN、Wimaxもありだとは思うけども、イーモバイルは端末調達面、UQWimaxは公開されているMVNO向けコストを見る限り微妙。

懸念点
・そもそも広告料見込みがたちにくい
広告が入ってこないからって、専用ウィジェットを入れているメンバーの通信を止める訳にもいかず、一定期間は赤になったとしても維持する必要がある。そもそも広告業界は冷え切っているし…。
・パケットフリーサービスの魅力を伝えにくい
現状では、ほとんどのユーザーはパケット定額サービスに加入していて、そんな部分を負担しなくともユーザーが負担する形で訪問してもらえている訳で、それを負担するメリットがいまいち無い。
もちろん、他社が従量制がメインになったらメリットが出るかもしれないが、そこまで持ちこたえられるかが問題。
・顧客の取り合い
日本通信MVNOを想定していると書いたけど、日本通信の低価格プランのお客を食ってしまう可能性もある訳で、そもそもGoサインが出るかどうかが微妙。
・いくらお金を取ってはなくともサポートは必要
直接はじけない費用がどれだけ出るんだろう…。

…煽ってはみたけど、「広告枠開けたら広告を入れてくれる」って時代じゃないんですよね…。

コメント

  1. logitech keyboard k750 より:

    いくらお金を取ってはなくともサポートは必要
    直接はじけない費用がどれだけ出るんだろう…。

  2. miti より:

    >>1
    > いくらお金を取ってはなくともサポートは必要
    > 直接はじけない費用がどれだけ出るんだろう…。
    まあ、確かにそういう面があるのは承知してます…。
    それ故に無料サービスとして割り切ってない訳でして…。
    (別に事業計画という訳では無いので、ペナルティー的な所は書いてませんし、
    実際やるとしたら、「何人上位サービスを契約してもらえればサポートも含めて
    トントンで、それにはこんな魅力をつけて気をひこう」という事も含めて検討
    する必要があります。)
    もちろん、専用広告になるでしょうから専門の広告営業部隊も必要でしょうし、
    妄想とか願望ではなく、実際にサービスインできる形で書かなくてはいかない
    のであれば多分これくらいじゃ収まらない気が…。
    (誠に申し訳ないのですが、URL欄に入力いただいたwww.logitechk750.comですが、
    当方で確認した限りでは、広告以外の要素が感じられないので、今後そのような広告が
    増えても困りますので、URLは削除させていただきました。ご了承ください。)

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