生成AIの利用に関して思ってるところ。

もともと、そういう”オモチャ”にできるものって、割と好きな方なので、利用出来る価格帯にあるものを少し触ってみたりはしています。

なんかね。広義のAIの意味合いが幅広いのに、すべてごっちゃにして議論をしている感があるなぁと思うのが正直なところです。

いわゆる「推進派」を名乗る方が言うとおり、人間もやっている学習行為を短時間でやってのけている”だけ”の話ではあるので、一旦開発が始まった以上、止めたところで止まるものでもないので、本来であればお互いの納得できるルールを作る方がサービスより先じゃなければいかなかったはずだよね？と思うところで。
ただ一方で、グレーゾーンや違法エリアに強引に突入して後から安全に使うルールをつくっていくというのが、ネットの世界ではよく使われていた手法であるというのも理解しているので、同じノリでやっちゃって戻れなくなってるんだろうなぁとか…。

ただ、運営サイドもその状況があまり好ましくないとは理解しているようで、ルール作りの議論もされているみたいなので、「あまり影響がなさそうな範囲で試行の意味合いでの利用を繰り返しているうちにルールが固まるかなぁ」と思っていたのですが、少し怪しい状況に陥っているように感じてしまうのが正直なところです。

AIに置き換える事に最適な事は確かにあるのだとは思いますが、だからって創作分野を100%AIに丸投げしておいて何が楽しいんだ？というのが正直なとこではあるのですが、それをガン無視で無差別に投下する人が一定数いたおかげで単純に「ノイズ」でしかない状況に陥れつつある部分で、そんな方に「あくまで生成AIは道具だ」って言われても、「てめぇが道具として使えなくしてるんだろ！」と言いたくなりはしますよねぇと。
あくまで、頭にある断片を表現するための道具であるはずで、本当に「イメージに近い形なのか」「もっとイメージに近づけないのか」を生成されたものを確認しながら模索してたら、それなりの時間がかかるはずですし、それが既存の審査がパンクするくらいのペースで公開できるという段階で道具として使ってるんじゃなくて、（その人が）道具として使われてるだけなんじゃないかなと。自分の信頼を削りながら。

そういう状況を考えると、大手を振って生成AIを道具の一つとして使えるようになるのは、まだまだ先なのかなぁとか思っています。あくまでの個人の意見ですが。