24時間テレビ(日本テレビの方)は、そろそろ変わるべきかもしれませんね。

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否定派の方の意見もよく聞くし、わからなくもないのですが、私はどちらかというと肯定派。

確かに「自分の生活をなげうって、人を助ける事」に力を注いでいる方はたしかにいるし、それを「ネタ」としてしまうのはある意味その方に対して失礼だとは確かに思うのですが、良くも悪くもこの世界、稼ぎ(つまりはお金)がなければできる事は制約を受けてしまいますし、きれい事ばかりではチャリティどうこうどころか、自分の生活を守れなくなります。企業も個人も自分が生活できる程度以上の稼ぎがあってこそ、その余裕でチャリティに参加ができるのだと思うのです。そう考えると、チャリティとビジネスが繋がっていたって別にかまわないと思うんです。(双方が理解しているのであれば、むしろ理想的ではないのかと思うのです。)
それに、個人だけでの力では規模も小さくなる傾向が多く、それを自社のPRに使いたい企業や便乗したい人間が乗っかることで「うまく」広がるという面もあるんじゃないんでしょうか。結局、善意も偽善も両方存在するのが、ごくごく普通であり、その「偽善」の部分をどう取り込んでいくかが、長く支援していけるかの要となるんじゃないかと。

…というのが、基本的な私の考え方です。たしかに、「そんな番組にお金使うくらいだったら、その分を…」と思ってた時代はあるんですけどね。

24時間テレビ「愛は地球を救う」のシリーズは、そういう意味ではうまくできた仕組みだと思います。
ただ、最近を見ていると、そのフォーマットにまんねりがきているというか、飽きられてきているというところじゃないかと思うんです。
あと、(現行のフォーマットだと)ネタが尽きてきているのではないのかと。

まったく別の24時間テレビをつくるつもりで、「形を大幅に」変えてしまわないと、その折角の仕組みも使えなくなってしまうんじゃないかなと危惧しています。「止めて、別途24時間テレビ以外の方法でチャリティをする」「一旦、休止する」というのもまた選択肢の一つだと思います。

今回のテーマではないですが、このような番組をいままで続けてくれたという意味では、日本テレビ放送網と、NNN各局のみなさまには「ありがとう」と申し上げたいと思います。

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