コミュニティFMのシステムも将来クラウドになるんじゃないかって妄想する。

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お昼です。

突然こんな時間になにをやってるんだって話ではあるけど、書き始めたから、ちょっとこの勢いで書いてみようと思います。

永らく休止状態のブログだから、しょうがないとは思うけど、MNOとしての楽天モバイルについては、確か1回しか記事を書いてない気がする。
なんで、唐突にそんな書き出しからはじめたかって言うとさ、楽天モバイルは主要な処理をクラウド上で行うという仕組みにしているってところ。革新的なサービスではあるのだけど、過去にそんな通信事業者がなかったのか?というと、海外にはあったらしく、ただ安定性の面であまり評判がよくなかったって部分はあったらしい。
で、楽天モバイルの場合は?というと、通信トラブルは起こしてはいるけども、(まあ大手キャリアがポンをやっているタイミングというのもあって)確保できている電波の特性上、場所によっては繋がりにくいという事を抜きにすれば、そこまで悪い感じではないんじゃないかな?って感じはする。

だったら、まだラジオ放送の方がシステム的には少しシンプルなハズだから、同様にクラウド上に載せられるんじゃないかな?とか思って見たりしたところ。

想定する仕様とすれば、

クラウド上で行う機能
・APS機能
自主番組を放送しない時間帯については、あらかじめ放送局側が設定したオプションに基づきクラウドの運営会社がコンテンツを挿入する。(ミュージックバードや、対応した独立FM局など)
自主番組については、番組ごとにグルーピングしておき、専用Webページでアップロードされたものを設定時間に順番に送出する。(後述の番組管理機能に含む)
放送時間を設定をすれば、自動的にホームページの番組表に反映する。

・番組管理機能
参加パーソナリティ・ディレクター(以下「番組制作者」)からの番組希望のWeb申請機能。内容を確認して承認すると自動的に番組のアップロード、放送順序の管理ページができる。
番組制作者は、番組管理ページにアクセスでき、番組のアップロードと放送順序の設定をする権限がある。放送自体は、総責任者が1回の放送ごとに承認のボタンを押さない限りは、設定時間が来ても放送されない。
番組の情報とともに、番組の説明を入力可能。これらの情報は番組表やアーカイブ配信に利用される。
事前承認が必要だが、生放送をこのページからする事が可能。(音質を気にしないのであれば、そのままWeb会議感覚で可。YAMAHAさんのNETDUETTOのような技術ベース)
他のクラウドサービス参加局からのネット希望リクエストがあり、総管理者が承認した場合には、その局での番組管理も可能。どちらかの局独自の放送回の挿入も可。
サイマル放送・アーカイブ配信の可否はこの機能で設定する。
特別番組等についても、単発枠として上記と同じ手段をとる。

・サイマル放送・アーカイブ配信機能
基本的には上記で設定されたものを、放送波に載せるものとほぼ同じ内容で放送する。
アーカイブ配信は、サイマル放送ページや放送局ページの他、各種動画配信サイト、ポッドキャスト等も可能。(要それにあわせた権利処理)
サイマル放送は、コミュニティFM向けサイマル放送サービスの他、自サイト配信が可能(権利団体と要契約)
サイマル放送・サイマル放送ページでのアーカイブ配信の音楽利用については、基本的にはクラウド上で自動認識・報告(番組管理機能で入力も可)

・放送局サイトの管理機能
番組制作者・放送局担当者がブログ感覚で投稿できるCMS。
グループ会社・運営会社からの共通情報をRSSやAPIから取り込み
他の局の番組をネットしている場合、その番組からのお知らせの取り込み・配信

クラウドでないところ
・送信所
遅延の少ないネットワーク必須。NTTのフレッツあたりがお勧め。
基本的にはクラウドから受信して、そのまま送出する。
通信トラブルの際は、指定した音声ファイルまたは、同じメモリ内の音楽ファイルを自動再生(ランダム設定可)
災害時、通信が寸断される可能性があるので、衛星インターネット契約もあったほうがいい。
災害時、クラウド上から緊急割り込みで放送も可だが、直接マイクを接続してモード切替ボタンを押せばダイレクトに放送可能。
その辺をアンテナ以外は簡単な装置にまとめる。

えっと。妄想が過ぎているところはあるのだけど、個人向け音楽配信を終えたミュージックバードさんあたりがやってくんないかな?とかは思ってはいる。

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