まあ、もう三十代な訳で、他人様より多いか少ないかは別にして、天国に行かれるのを見送る事(つまりはお葬式)とかは何度か経験している訳ですし、その中には、祖父や祖母も含まれています。もちろん、いつかは見送られる立場になるんでしょうけども、正直ピンときません。
ツイッターを見ていると、有名なボカロPさんが亡くなったというのが公式に発表があったとか。25歳と言うのだから、ホント若すぎるよ…と思うのと同時に、現在ピンピンしている自分だって、いつなにかの事故に出くわしたり、病気になるかだとか判らない訳だから、それなりの覚悟をしとかなきゃいけないのかなぁと漠然と考えたりしました。うん、不謹慎なのは承知してる。
結局、「ご冥福をお祈り申し上げます」という、よく使う言葉しか浮かばないのだけど、正直祈るくらいしか私にはできない。…宗派を存じ上げないのでなんとも言えないのだけど。(そもそも、「ご冥福をお祈り申し上げます」というのが誤用であるという話も聞きますが、道中にトラブルなどがありませんようにって意味で別に良いんじゃないかと思うのですが、その辺は私は詳しくありませんから専門の方にお任せします。)
戻って報告してくれた人がいる訳ではないから、「その先」がどんな世界が展開されているのか、それとも「無」なのか、よくわからないから考えたくないし、怖い。人生80年とすると、まだ考える時間が50年近くあるとも考えられるかも知れないけど、未来になにが起こるかなんて判らないし、…まあ順当に天寿を全うするような感じでも、似たような事言ってそうだなぁ…。
小さい時のように、「わからないその先」に恐怖を覚えて泣くような事はなくなったけども、それがまったく吹っ切れてるかというと…。
せいぜい今できるのは、万が一「その先」があって、見送った人達と会うことがあるのなら、良い人間とまではいかなくとも「こんな事があったんだよー?」と笑って話せるくらいの話のネタを積み上げておくことくらいかなぁって思ったりします。
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