脱原発であろうと、原発維持であろうと、原発推進であろうと…。

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そもそも、政治家…しいて言うならトップが動かないとどうしようもないと思いますけどね…。

…もちろん、民間でできる範囲はあるにはあるのですが、原発であろうと自然エネルギーであろうとなにかしらの利権が絡んでくるだろうから。

そう思う理由は割と単純で、
・既に居座っている「利権者」については、排除または納得させる「力」が必要。
「みなさんの為に立ち退いてください」と言って、離れてくれる人だけならここまで原子力に偏った状態にはなっていないと思うんですよね。…ここでちょっと(政治家として)難しいのはその利権者が支持者だったりする場合。
とは言っても、菅さんは「やめる」と言っているので、チャンスだと思うんですけど、本人的にはどうなんでしょう?

・別のエネルギーにシフトするにしても、いままで出来てない理由がある。
さっき書いた事に共通する部分はあるのだけど、仮にシフトするのなら、それを阻害する現状のベースエネルギーの利権者を説き伏せるまたは、排除しなきゃいけないはずだし、参入する事業者が「めんどくさい」とか「コスト的に割が合わない」と言われてている部分を廃止するなり、整理するなり、共通化するなりして入りやすいしなきゃいけませんし、それこそ「力」の強い方が言い出さないと始まりませんし、その法律を作るのは政治家さんのオシゴト。
もちろん、省令や、企業側の運用の工夫でできる部分はありますが、企業はあくまで営利活動をする団体ですから、あまりにも長く「割に合わないコストが続く」のなら、撤退せざるをえない事になる訳ですから、もっと本格的に「こういう技術があるけど、どういう法律や問題に阻まれている」などの情報を集めて法律改正に織り込んでいく実務部隊をつくるべきかと思うんですが、ありましたっけ?

・もし、原発が外せないという方針でいくのなら、それはそれでリーダーシップが重要。
ここまでズタズタの状態で、たぶんこの選択肢は無理だと思っています。
現実に「点検終了後の原子炉稼働の許可が下りない」という現状がおこっており、それの主な理由は「浜岡がNGな理由がわからない」、「国が新しい審査基準を出していないのに、それが正しいかどうか判断できない」という事です。さらに、「国そのものの基準が信用されてない」というオマケがついているケースもあります。
ここまでになってしまうと、むしろ今まで原子力推進している学者の皆さんがおおっぴらに街を歩くのが怖くなる程度まで、潜在リスクと、欠点を公表して「そのリスクをどう軽減するかを」お互い刺し違う…といえば何を物騒なという話になると思いますが、それくらいの心意気でぶつけ合って結論をみつけるしかないような気がします。
さらりと言うなら、それを民間主導でできますかね?って話。よっぽど肝の据わった総理でもいなきゃ。

これだけ書いておいて、言いたいことは基本的に「首相でいたいだけで引っ張っているんだとするなら、とっとと辞めてくれないかなぁ」って話です。
#ただ、問題はそれほどの力をもっている次期首相該当者が浮かばないんですよね…。

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