様々な境遇の方、様々な考え方があるでしょうから、入れ墨自体は否定しません。
ただ、(今までの発言を見る限り)橋下氏も同様でないでしょうか…
入れ墨は、本人の自由でいいのではないか – 評論家・山崎元の「王様の耳はロバの耳!」
すでに、コメントに誰かが書かれている内容とダブる面がありますので、それでも構わないのであれば引き続きお読み下さい。
公務員をサービス業と言ってしまうのに、若干抵抗感がある方がいらっしゃるかとは思いますが、「対価(税金)を受けて、(行政)サービスを提供する」という面を考えると、それはまさにサービス業かと思いますので、その前提でお話したいと思います。
「基本的には自由意志」だとは言っても、それによってターゲットのお客様が逃げてしまうと意味がありませんし、お客様が思った事を店員に伝えられなくて、購入に至らなかったり、望まないものを購入してしまう事で、以降お店に来て頂けなくなったりした場合、それは店にとって頭の痛い損失です。
行政サービスの場合、その地域にいる以上、他に選択肢がないという事が多いという面があるとは言っても、「本来積極的な利用をお願いしたいものから敬遠される恐れがある」という面では、同じかと思います。
サービスコンセプトとして、それに興味の無い方には拒否感を感じてしまうような服装を意図的にされているお店は確かにあるのですが、原則として、「威圧感や不快感を与えない服装をしないように」という形で制限されているケースがほとんどで、サービスコンセプトとしてそのような格好をしている場合にもサービスコンセプトを越えてその原則に反するような事はしていないハズです。
行政サービスの客層としましては、ほぼ市民(府民?)全般に至るかと思いますし、その面でいうとできるだけ万人に通用されるタイプの原則が適用されると考えられます。
ですので、本来であれば面接時点で要注意チェックされるというのが通常の考え方だと思いますし、理不尽かと思いますが、しかたないかと考えます。
その他健康的なリスク等もありますが、それでもそれらのリスクを承知した上で入れ墨を入れるのは(私個人の感情としては苦手な相手ですが)個人の自由です。但し、「入れ墨が入っているのは怖い人」と思っている方の多い世の中で、活動範囲の制限を受けるリスクを背負う自信が無いのであれば、やめておいた方がいい。
とは思います。
なので、個人的には、「自分の意志で入れといていまさら何いってんだ?」と入れ墨を入れた職員の配置転換に拒否感を示す大阪市の職員のみなさんについては思う訳です。
もちろん、それをハンデとして結果をもって見返してやるという意思表示であれば、そうなるように配置転換先なり、新天地なりで頑張って下さい。本気であれば世間の見方も変わるかもしれません。
コメント