「それを否定すると、AKB48のじゃんけん選抜を否定しなきゃいけなくなるので…」
だなんて事を言う気はさらさらないのだけども…。
正直なところ、時節柄イメージよくは取られないのはよく判っているはずで、「言葉を武器にしてる」橋下さんにしてはおかしな失点だなぁと思うと同時に、すこし疲れてるのかな…と思った印象。
なので、この件にあれこれ言ったところで「橋下氏を不当に持ち上げているだけだ!」と言われかねないなぁとは思うのですが、それもそれで実のある議論ができるのであれば「それ」もまたアリだと思うので、(割と気が変わりやすいので次回はどうかは判りませんが)今回はそのじゃんけんについて肯定してみようかと思います。
なぜ、「ジャンケンで選挙区調整は悪くない」と思うかというのは、簡単に言うと次の通りです。
・お互い、理由と思い入れがあって決めている以上、話し合いではいつまで経っても決まらない区は出てくる可能性は高い。
・無論、とことん話し合いで決めるのがベストだが、不幸なことにそれまでに時間がない。
・つまり、期日までに話し合いがまとまらない場合は、決裂して相互で別の候補者を立てるか、話し合い以外の方法を探るしかない。
もちろん、公示日までは時間がありますが、すでに実質な選挙活動は始まっています。遅くなれば遅くなるほど不利になります。相手が頑なに合流を拒んでいる状態である以上、話し合いではまとまらず「話し合い以外の方法」に頼らなければいかなくなるかと思うからです。
その話し合い以外の方法の一つとして、あまり望ましくありませんが「ジャンケン」というのは選択肢としては否定出来ないのでは?と私は考えるのですがいかがでしょうか。
できれば、こうのは内々で処理して外側には漏らさないでほしいですけどもね…。
また、「合流を働きかけているのに、どうして重複になる選挙区を新たにつくるんだ!」という点についてですが、
・タイムリミットが迫っているのに、話は進んでいない。それどころか話し合いに入る事のできるような状況じゃない。
・話し合いが進まなくとも、どんどん時間はなくなっていく訳だし、時間が少なければその分だけ選挙活動に不利になってくる。
・選挙区調整ができなくとも候補予定者はいて、かつ待ってもらえるまでの時間はどんどん減っている。
・話がこじれて、完全決裂に陥った場合の事を考えると、「とれる」と思うエリアに戦略的に配置して相当数の議席を確保しておかないと国会内での話し合いが難しくなる。
で、その思惑通りに進められているかどうかは別にして、現状としては致し方がないと思うのですよ。
コメント
候補者をじゃんけんで決めるというのは、冗談ではなく本気で言ったらしい。本人は国会議員にならないらしいから、先ずは一安心。
>>1
入力頂いたURLは、引用の要素を満たさない著作権侵害の可能性が濃いため、
誠に申し訳ございませんが、私の独断で削除させて頂きました。
「冗談ではなく本気で言ったらしい」件ですが、その意図や事情によっては
本気であっても仕方が無い面はあるかと思いますし、そういう意味で今回の
記事は書かせて頂きました。…うなぎさんには伝わらなかったようですが…。
無論、人前で公言するのはあまり望ましくない事ではあるとは思いますが…。