LivedoorがGoogleの検索エンジンを採用したというのは既に取り上げているけども、その契約ってどうなっているのかな。
だって、Googleの検索エンジンにキーワードを送ったのと同じ結果を返すのであれば、Googleを使えばいいわけだし。
ちょっと差別化で欲しい機能としては、
・「関連blog検索」-その記事、ページが取り上げられているblog記事を検索する
・「検索キーワードカスタマイズ」-日本語の処理、中国語の処理はライブドアの方が得意なはず。Googleがより正確な検索結果を出せるように(ライブドア側で)加工して渡す。たしかgooってそんな事してませんでしたっけ?
・「検索結果の再配置」-ライブドア検索(ディレクトリ、未来検索も含む)、ライブドアツールバーなどで、収集されたページのデータを元にその利用者の訪問の「癖」に近いページを検索結果の上位に持ってくる。(但し、利用方法によっては精度が落ちてしまうので、希望者のみのオプション)
・「キッズフィルター」-アダルト、暴力的な内容だと思われるページを学習型フィルターで隠していけるオプション。検索結果にあるリンクで、隠すべきページ、隠す対象ではないページ(18歳以上と確認できている会員のみ)を報告できるが、実際のフィルタへの反映は「イタズラではない」事をスタッフ(ボランティア等外部スタッフも可)が確認したうえで反映(を許可)させる。
・「自前検索と結果を統合」-オリジナルサービスを提供する上で、どうしても自前のクローラで集めたキャッシュもある程度たまってくる。どうせだからそこのキャッシュも検索をかけて、Googleでの検索に無かったもの、Googleの検索では情報が古くなっているものを補完する。
・未来検索ならぬ「タイムマシーン検索」-Internet Archiveの「WayBack Machine」とどうにか業務提携して、過去のホームページを検索できるようにする。
そこまでやってくれれば、最強ですがどうなのでしょうか。
トラバさせてもらったページ
https://web.archive.org/web/20060524083707/http://cj.livedoor.biz:80/archives/18981855.html(リンク切れ)
http://blog.livedoor.jp/deepforest/archives/18921373.html
https://web.archive.org/web/20051224142621/http://blog.livedoor.jp:80/aid03/archives/18923641.html(リンク切れ)
http://blog.livedoor.jp/staff/archives/19540299.html
コメント
個人でもつけることのできる検索窓と同じような契約だと考えています。
つまり、利用者がスポンサーサイトに訪れるとライブドアにマージンが発生すると・・・。
あと独自の機能とすれば、
1週間前ほどに(実験的に?)検索語の右サイドバーにlivedoorデパートテナントの商品広告が出ていました。
例えば「Tシャツ」で検索すると、うちの商品が出現していました。
おそらく、この辺はJリスティングが担当すると思います。
つまり、livedoorの検索ではGoogleの広告とJリスティングの広告の2段構えになるでしょう。
今までのlivedoor検索では誰も使いませんので広告を取ろうにも取れなかったと思います。
Googleをかます事で、Jリスティングの広告も取れるようになると推測します。
cjさん
>個人でもつけることのできる検索窓と同じような契約だと考えています。
最初、web等のニュースで聞いた時はそう思ったのですが、この契約形態だと、既に数社の(検索等のポータルを含む)サイトで契約が成り立っている訳で、あまり地上波のニュースの素材にするにはちょっと物足りないなと感じるところもあり、既に各局は「なにか」次のネタに繋がる何かをつかんでいるのではないかと考えたわけなのですが…..
考えすぎなのかもしれません。どちらにしても検索結果を独自レイアウトで表示する権限くらいはあるでしょうから、どれだけライブドアらしさを出せるか楽しみではあります。
確かにgoogleをかますことで、広告を取りやすくなるとは思うのですが、ある面では「ライバル」な訳ですし、やっぱりなんらの「差別化」は欲しいなと。
堀江さんや、ライブドアの社員のみなさんがその辺の事を考えていないという事は無いでしょうけど(^^;;
ライブドア、55ステーション再建に名乗り
旧ダイエー系で会社更生手続き中のDPE(写真の現像・焼き付け・引き伸ばし)大手、…