もしかすると、ブランド側の規約でできないのかもしれないけど…。
Visaのマークが入ったデビットカードは以前から以前からあったし、最近りそな銀行まで参入してきてわくわくしているのですが、今日本で発行金融機関がないカードに「定期預金を担保にするセキュアードカード」ってのがあったりする。でも、最近は聞かない。
まあ、Visaデビット機能がついている口座に、定期預金があって、それが普段、普通預金を預けてない場合は(その口座に当座借越がついていれば)実質そんな感じになるのだけど、デビットのオーソリーと共通になる訳で、(昨今の悪質利用者の存在により)一部の機能が制限されてしまうので、ちょっと違うかな…と。
で、(全然関係ないけど)イオン銀行のイオンセレクトカードのCMをみて、「セレクト(選ぶこと)ができねーじゃないか!」とツッコミをいれつつ、ふと思った事。(ちなみにイオンカード関連のお話はこの記事にはまったく出てきません)
いっそ、デビット、セキュアード、クレジットのカードを一つに出来ちゃわないかな…と。
以下、(妄想上での)仕様。
このカードは3つの機能をもつ。
・クレジットモード
ショッピング枠の範囲内での利用できる「いわゆる普通の普通のクレジットカードのモード。
もちろん、希望しない事もできる。
審査落ち、もしくは希望されない方がこのモード単体で使おうとすると1円でも「限度額オーバー」になる。
・セキュアードモード
当座借越と共有。定期預金残高のx%(通常90%)から貸越利用分を差し引いた金額が限度額。
(提携証券会社に、株式や有価証券をお持ちであればそれも限度額に算入可能だが、ルールやパーセンテージは各証券会社または、保証会社が残高および信用情報を元に設定)
但し、定期預金が無い場合と、定期預金が2万円に満たない場合は使用不可。
定期預金が担保になる以外はクレジットモードと同じ使い勝手。
担保となる定期預金は、「クレジットモードが有効な場合」及び「デビットモードに振り替え可能な取引の場合を除き」、即解約されるのは、その時点の残高の100-x%と、決済が未成立の残高を除いた金額のみ。
(解約できない部分を含む定期を解約または満期になった場合、解約できない分相当額の定期が自動的に組まれる)
※x%のxは、その顧客のリスク(過去の同行内での他の取引でのトラブル、定期預金が一定額より低いなど)が高い場合を考慮して90-60%くらいで設定する事を想定。
※セキュアードモード、クレジットモードともにその決済が確定した後に「即時決済」が可能。
※下記デビットモードが利用可能な決済の場合は、セキュアードモード、クレジットモードで決済した場合でもデビットモードに「デビット振替」ができる。
※「即時決済」「デビット振替」とも、ホームページまたはテレホンサービスで設定する。
・デビットモード
いわゆる、Visaデビットカードと同じ機能。普通預金の残高の範囲内での買い物が可能。
Visaデビットなので、一部加盟店、月額決済では使えない。
原則として無条件でこのモードはついてきますが、過去にデビットカードでの延滞が原因で使用停止の経験がある場合は無効となる場合があります。
共通事項
全てのモードを併用可能。ただし、デビットモードと併用した場合は使用可能店舗はVisaデビットが使用可能の店舗に限定される。
利用モードは、ホームページまたはテレホンサービスで設定する。サインの代わりに暗証番号が利用する加盟店の場合は、事前に設定した専用の暗証番号を入力する事で使い分けする事が可能。
信用情報データベースに登録されるのは、以下の場合のみ
・クレジットモードに一定の与信額が存在する場合
・セキュアードモードで、株式や有価証券の限度額繰り入れに一部の提携証券会社を使った場合(保証会社によっては登録されます)
・デビットモードで、利用可能金額以上の利用があり、期限以内での入金が無かった場合(延滞情報)
…ざっと書いてみたけど、相当システム変更に投資が必要な気がしてきた…。
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