児童ポルノ禁止法の規制強化とかの話。

なにげにひとりごと

このブログを以前からお読み頂いている方には、何度も類似の話題を取り上げさせて頂いているので、正直うんざりな話かもしれませんが…。
「ローゼン閣下」麻生太郎副総理に失望の声 日本のマンガ、アニメを児童ポルノ禁止法から守ってくれそうにない! (1/2) : J-CASTニュース

…まあ、とはいっても麻生さんって、元から規制賛成派ですからねぇ…。



もちろん、私は「創作分野への規制の拡大」及び、「単純所持の禁止」については反対です。ただ、写真やビデオなど、実在の児童を撮影しているものに対しては、多少厳しくなっても致し方がない…というか、正直「この子の親は本当にこの子の将来のことを考えてるのか?」という写真集やサイトが存在する事から考えると、そんな出版社潰れてしまえと正直思っています。
ただ、個人的な感情とは別に、「分類の難しさ」というのも確かにあって、そういう「いかがわしい」写真集の水着姿と、自分の子どもや兄弟の学校の水泳大会の写真や記録映像を、区別しようったって結構難しかったしします。第一、そういう性癖であれば後者の映像であっても十分性的満足を満たせる映像な訳ですし。そういう意味で一見いかがわしいように見えるモノでも、実は学術的には重要な資料なんて事もあるかもしれません。譲渡を禁止する事はあっていいかとは思いますが、所持そのものを禁止するのはどうなのだろう?と思います。
また、「所持を禁止」していた事で、後世でそれが間違いだと考えられるようになったとして、所持を禁止している事で処分していたとすれば、それがどんなに歴史的に価値があるものであっても、どうすることも出来ませんし、できる事と言えば嘆く事です。

創作物については…ですが、まあ児童との性描写を含む創作物は「性犯罪者と同じ、危険な思想だ!」と言われればまたその通りですが、それを言っちゃうと、サスペンスやホラーだって、犯罪的な要素がストーリーに書き込まれているケースが多いですし、ゲームの中では割と頻繁に殺人や器物破損という行為が繰り返されていたりします。…って言うと、「話をそらして…」だとか「天の邪鬼め!」と言われるかもしれませんが、何を言いたいかっていうと、「架空の世界の犯罪を読んで、それを現実の世界でやろうって人なんて、実際の読者の何パーセントいるのさ?」って…。
創作だから勝手にやらせろって言うつもりもありませんし、肉親や親しい人が同じ目に遭っている人にとってはどれであっても見たくはない腹立たしい事ではあると思います。仮にそこまでではなくても被害者のキャラクターの設定が、自分の肉親や親しい人に近ければ近いほど、心理的にその相手から遠ざけたくなるというのも、ごく普通の事なのですから。
ただ、それでもその描写そのものを出来なくしてしまう事はナンセンスだと思っていて、何故かというと「(その危ない)妄想を書き出す形で吐き出す事で、自制している」部分や、「誰かが書いた妄想に自分を重ね合わせることで発散して、結果的に自制している」部分もあるかと思うから。
あと、一番コワイのが「あまりにも規定が曖昧すぎるから、セーフな描写だと思って書いた事が、捜査する側にとってはアウトだった」だとか、「世間的にもセーフなのだけど、どうしても身柄を拘束しておきたいので、別件の材料としてアウトにする」という事が、危惧されてしまう点。個人的には後者の恐怖の方が強いんです。

考えすぎって思われるかもしれないけど、直接的に創作物に対しての規制の入ってない現状の児童ポルノ法の制定時や、改正時には、一般向け書籍で性描写でない部分についても自主規制が入ってきたという形での萎縮はあったし、本格的に…となると、さあどうなるでしょうか…。
まあ、無関心な人にとっては、その自主規制も「特になにもおこらなかった」の部類なんですよね。そういう意味では、仮に創作物内に関しても規制の対象になったとしても、「なにもおこらなかった」となるでしょうね。…コンテンツ産業関係は、アダルト、一般向け関係なく大打撃になってると思いますけど、「面白くなくなったから、自滅した」くらいにしか思われないでしょうし。真面目にやってる業界の人が浮かばれないよね。

ただ、「麻生さんがアニメや漫画の振興と言っているのとは正反対の規制をやろうとしている」だとか「アニメや漫画を守ろうとしてくれていない」という意見については、半分賛成で半分異論を言いたいなぁと思います。

というのも、トップセールスである国に自国の漫画を売りに行こうとした時に、交渉相手のお偉いさんが「日本の一般向けのコーナーでこんなのを見かけたのだが…」とその時セールスしようとしていた作家の昔描いていた作品の一つである、”女の子がクラスメイトの男の子のキノコ(性的な意味で)を頬張ってるコマのある漫画”を持ってきたとして、話が進められるだろうか…と。それが、ある程度国内事情を理解している人であれば苦笑いで済むかも知れないけど、なにかボロを探している記者がそれを見つけたとしたら、当然誤解されますし、その展開によっては警戒されるし、場合によってはいままで積み重ねていたものについてもご破算になるかもしれません。

そういう意味では、確かになにかしらの対策については必要かとは思うのですが、ただそういう意味なら議論されている「表現の規制」ではなく「ゾーニングの徹底と、対象年齢に達していない人が購入した場合の店舗に対する罰則の新設(強化)」なんじゃないかな…と思うんですけど。
ただ、その辺は「ポルノ全般」に関して思うことですから、また気が向いたら書いてみようかと思います。(この手の事真面目に書いても、割と真面目にとってくれないんですよね…。)

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