磁気カードである以上、スキミング利用の可能性は捨てきれないから、危なっかしくはあるのだけど。
動画:磁気カードを一枚にまとめるマルチカード Coin 、アプリと連携管理 – Engadget Japanese
ただ、「スキャナーなしで、Coinのカード部分だけ配布する」って用途で、割と面白い事できるんじゃないかなぁ…と。
一つとしては、「今からx時間以内に、x円だけ出金できるキャッシュカードを発行します」だとか、オンラインの世界では既に存在してたけど、リアル店舗では出来なかった「一回きりしか使えないワンタイムクレジット(デビット)」だとか。今まで書き換える手段の関係で難しかったサービスが、スマホを介しての形だけど、容易に書き換えられるこのCoinのような仕組みで可能かもしれないというのは面白い話じゃないかと思うのだけど。
…なので、「そのままの形態で」日本に上陸する可能性はまずないですけども、ドコモ口座だとか、Vプリカだとか、e-さいふだとか、バニラVISAだとか、その手のサービスと連携して出てくる可能性はあるんじゃないかなぁ…と思うのですが。
ただ、問題は初期費用が100ドル(レートが大幅に変化しない限りは10000円くらい)というのが、安いと感じてもらえるサービスが組み立てられるかどうかですが、先行予約が50ドルとの事なので、ある程度の枚数を配ることを前提の大量生産で、カード販売からは利益は出ないレベルまで落として配布されるのなら、もっと安くできるのでは?とは思う所です。(が、それが出来るのってある程度、資金力と体力のある会社のみですよね…)
欲を出すなら、これの日本版ガラパゴス仕様として、FeliCaユニットとか載んないかなぁだとか思うのですが。
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