美味しんぼの例の描写を擁護するとしたら、どうするのが効果的だろう

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私個人としても、現状としては「ひどいデマだなぁ」という感覚であるのだけど、言論統制されてるお隣の国じゃあるまいし、そういう意見があっても、まあそれはそれで仕方がないと思う。
実際、そんな話題はネットの世界では正直うんざりするくらいに流れてたし(「うんざり」の基準は人それぞれだし、いちいちスナップショットを撮っている訳ではないので説明できないけども)、実際問題そのベクトルで調べている学者さんもいるって事はおぼろげながらも存じ上げています。にも関わらず、美味しんぼの件がやたらと話題になった理由としては、いろいろあるんでしょうけど、ざっくりというと

・未だに幅広い層に読まれる作品であるから。
・その論拠に、実在の人物が登場する形で発言しているから。

この辺じゃないかと。



同誌については長らく読んでないし、実は該当の部分についても便乗する為に読むようで嫌だったので読んでいないので内容について指摘するのは控えようかとは思いますが「最近の傾向」は置いておいて、このマンガは「対決」を主軸においていたと思いますので、ちゃんと反対の理論も同規模でぶつけてたらそこまでにはならないのでは?と。

・その「鼻血の原因」とされるのは、内部被曝か?外部被曝か?
・仮に外部被曝とするのなら、自然放射線量としてそれ以上または、それに近い放射線量を発している地域に類似の状況はあるのか?
・仮に内部被曝とするのなら、実際その症状を示した人がどのくらいの被爆状況だったのか(大学の研究などでしてると断定できるのなら明確なデータが出てるハズだよね?)その境界線はどのあたりと想定されるか。
・そもそも、震災や原発事故が要因とするとして、被爆以外に想定できる要因はないのか?(精神的な面とか。一時的な栄養の偏りだとか。それに対する検証がされているのなら、そのデータ)
・主張の通り、大阪が引き受けたがれきでさえ影響するとするのなら、同様に受け入れていた東京などに類似状況はみられるのか?また、事故直後に放射線を帯びた物質は広範囲に飛んでおり、実際ゴミ処理所や貯水池でそれなりの放射線量が測定されていた例があったと思うのですが、そこについても類似の症状は見られたのか。

気になる所はもっとあるので、本気でやるのであれば、それだけで1冊になりそうな気がしますけど、ちゃんと双方の意見をぶつけて議論をストーリーの中で成立させてくれているんだったら、1冊であろうと2冊であろうと長くても読んで見たいと思うんですけど、どうなんでしょ?もし書いてたならすいません。ちょっと確認できてないので……。

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