小学校のパソコンから児童ポルノ公開した教諭 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)(該当記事は削除されています。)
もちろん、小学校の先生のパソコンから児童ポルノ相当のものが出てくるのは大問題なのだけど、それは一旦置いておいて、職場のPCにファイル共有ソフトなんて入れるなよ…。
確かに学校の回線が自宅より規制がゆるくて早かったのかもしれませんが、あくまでそういうのは自宅でやるべきかと思うのですよ。
なぜ、私が「児童ポルノ」の方を批判する気にならないかといえば、それは共有ソフトの構造上のお話。
最近「cabos」を触った記憶がないので、現状がどうなっているかはよくわからないのですが、
・ファイル名は早い話自己申告でもちろんその中で数多くの人にヒットするように関係の無いキーワードを羅列してる人もいる訳で、指定してるキーによっては「予想もしていないものがダウンロードされる」という事があるという点。
・それ故に、ダウンロードしたのは事実だろうけども、本当にその内容を意識してダウンロードしてたかは本人しかしらないだろうし、否認したらしたで「悪質な例」として紹介される可能性もある。(のでそう誘導できた)
・ダウンロードするには一定のレベル以上でないといけないという仕組みだったかと思うので、ダウンロードしたものがそのまま公開されるように設定している人も多いのでは?仮にそうでないにしてもキャッシュが残っていればそれも共有可能な状況な為、ほぼ公開されているのも同然の状態。
一般向けジャンルのきわどい作品もあるような時代ですから、一般向けのそんな作品を探す為に使った時の副産物として、完全にアウトな動画など取得してしまったという可能性も無いとも言えませんので。
必ずしも本人が意図としてダウンロードまたは自力で用意したとも限らず、そう断定する情報も記事に書かれていないので…。
ファイル共有ソフトのP2Pネットワークも違法なものだけが流れている訳でもないので、その点については言い争うつもりはありませんが、「職場のPCで…」というのは言い逃れのできないミスですし、(仮に上記のどれかに当てはまっていたとしても)おそらく教員に戻ることはできないと思います。
しかし、方式が違うとはいえ、よその公務員がファイル共有ソフトで機密情報を漏洩したってニュースを聞くのに、よくもまあ職場でそんな使う気になるよなぁ…と。
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