ウィルコムのメールがGmail or Yahooメールのカスタム版に置き換えられる…と仮定してみた。#willcom

※記事中に一部、アフィリエイト広告による商品へのリンクが含まれている事があります。※

一応言っときますが、そういう予定は現状ではどこからも発表されていません。
噂も聞きませんから、単なる私の妄想です。

ですが、ウィルコムの利用者が多くなったからか、それを標的にするSPAMメールも多くなってきました。
他社に比べて、迷惑メール対策が貧弱のようで、それに対する不満を時々twitterや某匿名掲示板で見かけます。昨今では音声専用端末が多くなってきていますので、開き直って廃止してしまうというのも一つの手ですが、それはそれでも以前から引き続いて利用している方も多いのは事実です。

それでも、SPAMが頻繁に届くというのはあまり印象として望ましくない事であり、自社システムとして運用していくのであれば、対策は必須でしょう。が、先ほど申し上げた通り端末ラインナップとしては音声通信専用端末が増えて来ており、「あまりお金をかけたくない」というのが本音なのかもしれません。

なら、考えられる選択肢としては、「既にSPAM対策が行われているメールサービスを利用させてもらえ!」ではないかと妄想し、思いつく範囲としてソフトバンクグループとして導入しているGoogle AppのシリーズであるGmailと、ソフトバンクグループであるYahoo Japanが提供しているYahooメールと仮に設定します。



やはり、android端末も用意されるとの事なので、Gmailが一番だと思うのですが、まあ良いところと悪いところとして以下の通り。
Gmailに移行する場合のメリット
・今後発売されるandroid端末への対応が割と簡単にできる
・ソフトバンクモバイルのandroid端末とのセットモデルでもwillcomのメールアドレスを使える
・その気になれば、通話サービス自体も丸投げできる。(Google Voice)
・GmailのSPAMフィルタは精度がすごい

Gmailに移行する場合のデメリット
・それでも、着信通知の部分と従来端末用の暗号化されないメールサーバは自前で用意するか、情報提供して実装してもらわなければいけない。
・昨今、プライバシーポリシーで揉めてる。そもそも公開主義の会社なので…
・トラブルが起こったときの対応が面倒

Gmailに移行する場合のカスタムしなければいけないところ
・どこまでカスタムでGoogleサイドで用意できるか確認する必要がある。
・最低でも着信通知用のAPI。場合によっては内部ネットワーク用のリバーシプロキシも。
・認証関係。メインメールアドレスが頻繁に変えられる部分をどう整合性をつけるか。
(固定のIDを別に設定して、それに対して実際のメールアドレスはニックネームとして設定するとか。)
・Gmailを旧ウィルコムメールサーバにどうすれば近寄せられるかが作業の大半。

まあ、自由度が高いとはいってもウィルコム的にはあまり繋がりの無い会社。
そういう面では、YahooJapanのYahooメールの方がいいのかもしれません。

Yahooメール(J)に移行するメリット
・お互い日本の会社だから、日本側の特殊な都合に合わせやすい
・なにか問題があったときに、乗り込みに行きやすい
・ソフトバンクの仕事の流れに慣れている。ソフトバンクモバイルとの仲も悪くない

Yahooメール(J)に移行するデメリット
・基本的には、機能はメールだけ。
・それはそれで、Willcom向けに若干作り込まないといけない部分がある。
・「それにするのならなぜホワイトクラウドにしないのか?」という話題になるやもしれない。
・androidで使う場合は、Gmailに比べて少し手間がいる

Yahooメール(J)に移行する場合のカスタムしなければいけないところ
・この場合でも、着信通知を送るAPIをWillcom側で用意する必要はある。
・popサーバ、SMTPサーバに対して端末から送られるIDにはWillcomのものと識別できるものはついてないので、もし共用するのなら、Willcomネットワークからの接続は別の挙動をするように手を加える必要がある。
・認証関係。メールアドレスは解約まで固定ではないので、その辺を考慮して作り直さないといけません。ニックネームとして設定するのか、Willcom向けのみ自由に変えられる仕様にするのか…。

まあ、言える事はどうしたって、それなりのコストは発生する訳で、それがフルで自社運用するのとどちらが安いかどうかは見積もりでも出してみない限りわかりません。
だって、キャリアメール自体をそういうASPに移してしまったという例はないですから…。

実際にそれを運用する側にいない私としては、単なる妄想でしかないという所で、長々しいですが笑って流して下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました