b-mobile 基本料 0円SIMだってさ。

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ヨドバシカメラ限定だそうですが…。
日本通信から基本料 0 円 SIM、ヨドバシカメラで販売 — Engadget Japanese

日本通信がイオン SIM に続き、今度はヨドバシ SIM を展開します。名前は「b-mobile 基本料 0円 SIM」。名前どおり、基本料金が0円となるSIMカードです。

もちろん、普通の携帯の「契約事務手数料」相当分は、パッケージとしてSIMを買うときに払うんですが、あとは(6ヶ月間で通信量が1MB以下なら自動的に解約というルール以外は)、ユニバーサルサービス料すらかからずに、通信SIMを維持することができるそうです。

と聞くと、よさげな気がしますが…。



万人向けではないよなぁ…という感じ。もちろん、ユーザーが払う金額が0円だとしても、ドコモなどに払う金額はゼロではない訳で(回線の費用をカウントしないにしても、1IDごとにいくらかのお金をドコモに払ってるし、ユニバーサルサービス料ってのもある)、その金額を他の人から確保しようと考えたら当然高めのプランにはなる訳で

(注:判っていると思いますが、以下 B=byte b=bit。1byte=8bits)
というのも、同社が直販で販売している1GB定額は3100円(有効期限30日間)。今回のSIMも上限は1GBなのですが、3780円。ほぼギリギリまで使っているのであれば1GB定額のサービスの方がいいです。
また、少ないデータ量での用途の場合、この商品特性として、100MBですでに上限の3780円に到達してしまいますので、それならB-mobile Fairは同じ通信容量で8350円とお高めですが、120日の有効期限がありますから、一ヶ月平均で250MB、4ヶ月で1GBで収まる程度のペースで使っているのであれば割り算して一ヶ月2100円としませんから、こちらの方がお得です。
またこれらのサービスの場合、(お金を払って追加する事は可能ですが)1GBできっちり止まってしまいますので、もっと使ってしまうヘビーユーザーさんは定額プランの方がいいのでしょう。同社の場合だと、長らく主力商品だった300kbpsの速度制限付のU300、イオン専売プランの100kbpsの速度制限のA、400kbpsのB、たぶんMbpsレベルの速度が出るであろうC、他社で言うと、DTIさんとか、ぷららさんとか、So-netさんのプランの方がお得だと思います。もちろん、実測の速度がどれだけ出るかは知りませんが…。
IIJMIOのLTEサービスの件については、これらの間みたいなサービスですね…。

もちろん、おもしろいコンセプトだとは思うのですが、ヨドバシさんがパートナーならWimaxのプランみたいにワイヤレスゲートとセットにして、380円からとかドコモさんに月々払う最低金額を確保してれば、他社と比べてもう少し有利な価格設定が出来たんじゃないのなかぁ…と思ったり、1GB定額互換のプランとか、Fair互換のプランとかの間を、更新のタイミングで行ったり来たりできるような仕様だったら最高のプランなんだけどなぁ…と思ったり。

もちろん、もしもの時のために持っておいても損はないタイプのプランだとは思うのですが、そういう意味合いで(通常は使わない状態で)保有してて日本通信(b-mobileの運営会社)的にメリットってあるんですかねぇ…。

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