あんまり深くは考える気はしないんだけど…。
ドコモも道を間違えなければ、固定ファンもいる訳だし、iPhoneがなくても大丈夫なのでは?とは思うのだけども…
(ただ、昨今若干間違っているような気はしますけども。)
とは言っても、「こりゃ絶対無理だろ…」と思っていた頃と比べて若干事情が違いますから、淡い期待をしていたのもまた事実なのですが、はっきりと否定しやがりました。ドコモの新製品発表会で。
まあある意味しょうが無いかなぁという部分はあるのかな…と思う部分はあるのですよ…。
ドコモの特徴
・回線品質はなんだかんだ言った所で一番。但しIP網に関しては間に合ってない気がする。
・困った事に、土管(通信回線)以外の部分も割と稼ぎ頭。
・NTT法の兼ね合いでグループ会社との協業がやりずらい。(ちょっとやろうとすると…)
・割と土管の部分も自社開発。なにかあった時に自社内で対応できるというメリットはあるのだけども…。
iモードやSPモードという稼ぎ柱を捨ててまで割の合うような稼ぎ頭が登場しておらず、だからといって土管の部分のコストを削るのにも限界がある。
KDDI(au)の特徴
・回線品質は悪くないはずなのだが、(以下略
・土管以外も稼ぎ頭ではあるのだけど、最近ソフトバンクに追われている感もあり、そんな事を気にしている場合じゃないという状況。(その面はドコモも似たような事情なのだけど、まだドコモの方が余裕がある。)
・NTTに比べると規制はゆるく、時々「お前がいうな」という面白い状況がみられる。
・元KDDなだけあって、技術力は豊富…なはずなのだけど…
・固定もモバイルもグループというより同じ会社内。
長らく固まっちゃったなーというイメージだったのだけども、最近はむしろなりふり構わなくなってきたという感覚を感じる部分もある同社。どうなんだろ。
ソフトバンクの特徴
・回線品質は悪いというイメージ。今、現在進行で技術蓄積中。
・大手上位2社ほど土管以外に執着はなく、場合によってはグループ企業に投げている。(それでもグループで収益が上がるのなら問題はないという事かと。)
・固定やブロードバンドとは別会社だが、トップの指導力が強い為にほぼ同一会社内と考えてもいいのかもしれない。
・割と既成概念や元々のルールとかは関係なく動くというイメージ。
自由度があって、将来性はあるんだとは思うのですが、その行動によって「敵をつくっている」というケースも少なからずある為に、敵になった相手によっては今後の事業が立ちゆかなくなる危険性もアリ。
まあ、ドコモは「まだ体力のあるうちに別の収益減をさがそうって頑張ってるんだけど、今iモードやSPモードを切り捨てる訳には…」という所で、それ故に「キャリアに勝手にサービスされちゃ、アップルカラーが薄まってしまうから…」と思うアップルと意見があわないのは当然な話だとおもいますし…。
コメント