言うまでも無く、ウイルコムプランLiteの件。
いや、なんというか、まあ、ウィルコムプランDよりはありなのかな…と思うものの、どこをターゲットをしてるのかな…と思ったりするのです。
というのも、同じSoftBankグループにイーモバイルというキャリアがあるのですが、これのLTEスマホ向けのプランがあるのですが、これが、LTE電話プラン(にねん)のケースで、データ定額5の加入で3800円。(実際基本料がプラスされるのだけど、LTEスマホ割で基本料相当分が割り引かれる)
ウイルコムプランLiteの場合だと、基本料の980円はもちろん、パケット定額の2980円にあと、web接続料の315円が必要なので、4275円。(キャンペーンでパケット定額が千円引きになるけど、そのキャンペーンは6ヶ月間のみで、7ヶ月目からは通常料金になる。)あと、テザリングオプションというのが525円。いずれも月額の金額だけど、そんなビックリするような差ではないように見えるのだけど、ちょっと引っかかるのは高速通信のデータ量の上限。
データ定額5の場合は、5GB/月なのだけど、ウイルコムプランLiteのパケット定額の場合、1GB/月との事。確かに越えても128kbpsで通信できるし、「それで十分」という人は一定数いるとは思うのだけど、ウイルコムの場合は端末料金の分割は2年とはいっても、手数料なしで解約できるのは3年に1回。無論、解約手数料免除で乗り移れるプランはあるものの、そのプランの範囲内で気になる端末が出てこなければ同じ端末を3年間使うハメになる事を考えると、その差って大きいよね…と。
じゃあ、データ定額は、他のMVNO利用者がターゲットかな…と思って(データ定額の2980円だけを)比べてみると、…もっと微妙で1Gだと、キャンペーンの6ヶ月間の料金である1980円あたりが正規料金として横並び。無論似たような料金帯のものが無いって訳ではないのだけど、bmobileの1G定額のようなプリペイドタイプくらい。あとあるとしたら、1GBじゃなくて2GBだったり、SIM3枚セットだったり。無論、そのような商品の場合、web接続料って料金もない訳で、しかもテザリングするにしても、テザリングオプションなんてモノもない。
まあ、BIGLOBEの「ほぼスマホ」対策と考えれば納得はできるのかもしれないけど、公認オンラインストアの値段を見る限り、どうも実質負担が無い形で手に入る価格ではないようですし、「ほぼスマホ」の方は2年間を経過したあとは1980円ですからねぇ…。当然ですが、こちらもテザリングはデフォルトで可能だけど、テザリングオプションって追加費用は必要ないですし、web接続料相当分込みで2980円ですから、既にBIGLOBEの接続サービスを利用中の場合は210円くらい安くなったりしますし。
「誰とでも定額を使っていて、スマホの欲しいウイルコムユーザーは検討する価値はある料金プラン」だと思いますが、既にスマホをお持ちで誰とでも定額の利用を検討しているという方なら、むしろだれとでも定額パス<WX01TJ>を考えた方がいいんじゃないのかなぁ…とか思います。
まあ、買うにしても先に買った人の前評判を見てからかなぁ…。
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